[R15] 優しく俺様系で女が好きな天才新社会人、異世界を救う (JP) – 1章 3節 14話 (R18カット) デスゲームの神 – デスゲーム (クロノスの視点)


前書き

青年男性向け – ソフト – R15

第3節 幼馴染 (第1章 勇者の村)

第 14 / 19 話

約 8,700 字 – 12 場面 (各平均 約 720 字)


1/12. ボクは『』。

ボクはクロノス。デスゲームが大好きな神。

どうしてデスゲームが好きなんだって?

そりゃ決まってるじゃん。楽しいからだよ☆

人の真価は危機的状況にこそ発揮されるというもの。

命が懸かっているからこそみんな必死になる。

*「助けてくれ……!」*

*「ここから出して……!」*

*「死ね……!」*

*「あいつらはもう手遅れだ……!見捨てるぞ……!」*

化けの皮が剥がれていく様を見るのはボクの至福のひと時。

で最初は自分の所有物で楽しめてたのにそれだけでは足りなくなっていつの間にか他人(ひと)の所有物に手を出しちゃったんだっけ。

でも慰謝料はちゃんと払ってるのにみんな文句ばっかり。

ほんと自分が何で牢屋に入れられてるのかさっぱり分からないよ☆


2/12.「752番。『』だ」

クロノスは牢屋でいつもの様に自問自答していると――。

「752番。釈放だ」

――突然看守により釈放を告げられた。

「おい!嘘だろ……!」

「私も出して……!」

「あのガキが釈放だと……?冗談だろ……!」

日々デスゲーム愛を語り悪名が轟(とどろ)き再犯を繰り返し「反省の色が全く見られず更生の余地無し」との評価が下されているクロノスが釈放になった事に周囲の凶悪犯達は驚きを隠せなかった。

「どんな手を使ったんだ?」

看守はクロノスに釈放になった訳を訊いた。

「さぁ。ボクの人生計画表が評価されたんじゃない?☆」

クロノスも何かの間違いではないかと思っていた。

「まさか……俺にはとても更生の余地が有るとは思えんが……」

看守は今まで却下や更生の余地無しとされてきたクロノスの人生計画表が評価されたとはとても思えなかった。

「まぁ良いじゃん☆またね☆」

クロノスは嬉しそうに牢屋から出た。

かくしてクロノスが監獄から釈放されると――。

「クロノスさん。私の上司がクロノスさんをお待ちです。ご同行願います」

――サーティーンの部下により出迎えられた。

「良いよ☆」

クロノスは自分の事を釈放してくれた何者かが自分に会いたいのならと付いて行く事にした。

かくしてクロノスはサーティーンの部下によりサーティーンのもとへと連れられていった。


3/12.「『』ご苦労様でした」

そしてサーティーンとの面会を終え故郷に帰還すると――。

「クロノス様。お勤めご苦労様でした」

――天使長であるセーナに出迎えられた。

「やぁ!セーナちゃん。早速で悪いんだけど世界神ティアラの科学の世界の新惑星を1つ入手してくれる?☆」

クロノスは出迎えられて早々歩きながら賞品にするなら新しい方が良いと思い新惑星の入手を命じた。

「承知しましたが用途は何ですか?」

セーナはクロノスに同行しながらも目的を訊いた。

「もちろん決まってるじゃん。デスゲームだよ☆」

クロノスは即答した。

「左様ですか……」

セーナはデスゲームがあまり好きではなかった。

「あとこの人の事調べてくれる?」

クロノスはセーナに裕太の情報を見せた。

「承知しました」

セーナは調査対象を把握した。

「あと新惑星はその人の星から近い方が良いかなぁ☆」

クロノスはもしサーティーンの言っていた事が本当なら裕太が優勝するはずでありしかし優勝させてはならないものの優勝後でも殺す事は出来るしいずれにせよ近い方が裕太にとって得になるのではないかと思ったのだった。

「承知しました」

セーナは承知はしたもののクロノスの意図はよく分からなかった。

かくしてクロノスはセーナに科学の世界の惑星を購入を指示した。

*クロノスのデスゲームは刺激的で人気でありその都度慰謝料や罰金を科されていたがそれ以上に利益が出ていたのとクロノス自身が質素な投獄生活を送っていたのとセーナ達の健全運営により貯金がたんまりと有った。*


4/12.「これが今回の『』の内容ね」

「これが今回のデスゲームの内容ね」

クロノスは企画書をセーナに手渡そうとした。

「承(うけたまわ)りました」

セーナは企画書を受け取り目を通していった。

「で、このデスゲームに相応しい最高の人材を世界神ティアラの科学の世界の中から見繕ってほしいんだよねぇ☆」

クロノスは続けてプレイヤー候補の選定を指示した。

「承知しました。しかし今回は大掛かりですね。クロノス様が命じられた新惑星も会場目的ではなく賞品目的でしたとは」

セーナはクロノスが出所早々に今までとは桁違いのデスゲームを企画するのは想定外だった。

「まぁね☆あと会場と放送機能や運営機能も準備していくよ☆」

クロノスは意外と義理堅く口も堅い為スポンサーの存在の事は匂わさず続けて会場などを用意していく様に指示した。

「承知しておりますとも」

セーナもクロノスの意図を分かっておりこれだけの規模となると世界政府による緊急停止は避けられないし魔法やスキルなどを使うにはそれが使える世界の惑星を会場として用意しなければならない事や利益を出す為にも放送機能は必須で滞(とどこお)り無くデスゲームを執り行う為にも運営のリハーサルなどもするつもりだった。

かくしてクロノスはデスゲームの準備を本格的に始めていった。


5/12.「今『』しても宜しいでしょうか」

そしてクロノスがデスゲームの準備を進めていると――。

「クロノス様。今報告しても宜しいでしょうか」

――セーナが報告しに来た。

「良いよ☆どうぞ☆」

クロノスは何が聞けるのかなとセーナの報告にワクワクしていた。

「先ずは例の勇者の件ですが世界神ティアラお気に入りの女神『アン』の勇者でつい最近まで行方不明だったそうです」

セーナは勇者の報告から始めた。

「へー。でも何で?」

クロノスはきな臭い話に興味津々だった。

「揉み消されているか秘匿情報であり証言のみの為推測や噂の域を出ませんがアンに嫉妬した学友のレーナがユウタ氏を暗殺し魂を誘拐した後(のち)仲介屋へ。その後(ご)闇オークション屋のアーベルのもとでVIPオークションが開かれ史上最高の入札額を叩き出したもののアーベルが持ち逃げし行方不明になっていたのだそうです」

セーナは経緯(いきさつ)を話した。

「へー。でも史上最高の入札額って凄いね。ちなみにいくらだったの?」

クロノスは入札額が気になった。

「入札は2つ有りなんと科学の世界神の地位と宇宙、もう一つも魔法の世界神の地位と宇宙だそうです……」

セーナは驚きながらも報告をした。

「じゃあやっぱり世界神ティアラと世界神カトラスが自分の地位と宇宙まで投げ出す程の魂ってもう間違いないんじゃないかな……」

クロノスはゾクゾクしてきた。

「はい。かつての世界神フリードを打ち倒した勇者アベル物語の勇者アベルの模様です」

セーナは最後に補足しようと思っていた事を伝えた。


6/12.「で、他に『』は?」

「それは凄い。なら優勝候補なのも説明が付くよ。で、他に報告は?」

クロノスは納得がいきながらも次の報告も聞きたかった。

「はい。プレイヤー調査の結果勇者名簿なるものが有りそれを参考にプレイヤー候補者が揃いました」

セーナは参考書類に基づいて作成したプレイヤー候補者一覧をクロノスに手渡そうとした。

「どれどれ。ふむふむ」

クロノスはセーナから受け取った候補者一覧に目を通し始めた。

「それに加えて魂を購入し足す事も可能かと存じます」

セーナは購入し追加するという選択肢が有る事も提示した。

「それもそうだけどバランス良く揃えたいんだよね。勇者ばかりっていうのもね」

クロノスは悪役の存在によるヒューマンドラマの加速やサーティーンからのリクエストに応える為にもバランス良く揃えたかった。

「左様ですか」

セーナはクロノスの意向を把握した。

「うん。例えば有能だけど冷酷とか独裁者とか裏社会の顔役とか能力が高いのに臆病とか泣き虫な女の子とか。男女もバランス良くね」

クロノスは例を挙げてみた。

「承知しました」

セーナはメモを取った。

「もちろん今回はボクらも最高収益を叩き出したいからより多くの有力だったり元々デスゲームに興味を持ってくれそうな神々が今回のゲームにも興味を持てる様にあちこちで1つまみ2つまみしていく感じでね☆」

クロノスは興行面も抜かり無くいきたかった。

「承知しておりますとも」

セーナはこれまでに幾度もクロノスの指示でデスゲームを運営してきている為セーナにも興行への意識は有るのだった。

かくしてクロノスは来たるデスゲームのプレイヤー候補者も選定していった。


7/12.「あら、『』順調なのかしら?」

そして準備も進んだある頃――。

「あら、準備は順調なのかしら?」

――ティアラが会いに来た。

「おや?大物のお出ましだ☆もちろん順調だよ☆」

クロノスはティアラが来た事に気付き返事をした。

「私に手伝ってほしい事は有るかしら?」

ティアラは目的の為にも出来る限りの協力はしてあげるつもりだった。

「なら世界の停止は最後の人物を拉致してからにしてくれるかな☆」

クロノスとしてはプレイヤーを全員確保してから停止にしてほしかった 。

「そのつもりよ。でも誰が最後の人物なのか私には分からないわ」

ティアラはクロノスの予定の細部まで把握している訳ではなかった。

「もちろん裕太君だよ☆ボクはデザートは最後まで取っておくタイプだからね☆」

クロノスは最後に裕太を拉致するつもりだった。

「分かったわ。でもプレイヤー達をどうやって拉致するつもりなのかしら?」

ティアラはプレイヤー達もとい裕太に痛い思いや嫌な思いをさせたくなかった為クロノスがどの様にプレイヤー達を拉致するつもりなのか把握しておきたかった。

「対象の時間を停止させて連れ去るんだよ☆で再開と同時に眠らせて一斉に目を覚まさせるんだ☆」


8/12.「で、他に『』は有るかしら?」

クロノスはその方法がベストだと思っていた。

「そう。なら良いわ♪――で他に協力してほしい事は有るかしら?」

ティアラは安心し話(はな)しを続けた。

「特に無いかな☆まぁ逮捕はゲームが終わるまで待ってね☆」

クロノスはゲームが終わるまで逮捕されたくなかった。

「なら犯罪者としてちゃんと用意周到に動く事ね♪」

ティアラとしては最大限怪しまれない様に捜査当局をコントロールするつもりだったが絶対とはいかなかった。

「任せてよ☆」

クロノスの今回のデスゲームは長年温めてきたものであり幾度もシミュレーションし磨きを掛けてきた企画である為絶対的な自信が有った。

「そ♪ところで裕太君はちゃんと殺せるのかしら?」

ティアラは核心を突いた。

「もちろんそれも任せてよ☆」

クロノスには策が有った。

「そ♪楽しみにしてるわ♪」

ティアラはクロノスなら必ずやり遂げてくれると安堵し帰路に着いた。

かくしてクロノスは世界神ティアラの協力も取り付けた。


9/12.「レディースエンジェントルメン!☆」

そして――。

「レディースエンジェントルメン!☆」

――ゲームが始まるとクロノスは裕太もといアベルのあまりの活躍ぶりにどんどん興奮してきて――。

「裕太くぅん♡ハァハァハァ」

――裕太への愛おしさが抑え切れなくなり普通のキスやディープキスをイメージしたり自分の手で乳首をコネコネしたりオマ―R18カット―ンコを愛撫する様になってしまい――。

「サーティーン様、ボクもう我慢出来ないよ☆裕太君とHな事しても良い?☆」

――サーティーンに裕太とHな事をする許可を貰おうとした。

「そもそもどの様なやり方で彼と接触するつもり?」

サーティーンはクロノスの健全性を試そうとした。

「そうだね~姿を変えるつもりは無いしゲームマスターとして彼に特別な事をする訳にもいかないし……普通に!☆」

クロノスは次のゲームへの待機時間などに接触してみるのはどうかと思っていた。

「仮にそうしたとして彼が貴方を受け入れてくれると思う?」

サーティーンは現実を突き付けた。

「……きっと無理かな☆じゃあ裕太君の死体でHな事しても良い?☆」

クロノスは普通の接触の仕方では今更受け入れてはくれないだろうと考えそれでも裕太にHな事をしたかった為裕太の死体とHしようと考えたのだった。

「どうぞ」

サーティーンはその程度は見返りの範疇だった。

むしろアダムを傷付けるにはちょうどいいと考えていた。

「りょ☆」

クロノスはサーティーンは最高の女神だと思った。

かくしてクロノスは自分の願望を叶える為にも絶対に裕太を殺す決意をしたのだった。


10/12. H – 前―R18カット―戯

そしてその時は訪れた。

「裕太君♡大好き♡チュッ♡」

クロノスは泣いている優美華を尻目に全裸になると裕太も全裸にし裕太の股間に跨(またが)るとついに裕太に口付けをした。

「舐めてあげる♡」

裕太に抵抗されないのを良い事に顔からどんどん下へと入念にベロで舐めていった。

「裕太君のオチ―R18カット―ンチン可愛い♡チュッ♡」

クロノスはついに裕太の股間に到達すると元気無く縮こまっている裕太のペニ―R18カット―スと相対しツンツンしたりキスしたり舐めたりしていじった。

「は~いオッキしようね♡」

クロノスは淫魔法で裕太のペニ―R18カット―スを勃―R18カット―起させた。

「チュッ♡」

そしてクロノスは裕太の勃―R18カット―起させたペニ―R18カット―スにキスし舐めたりし始めた。

「ゆうはくん、きもひいい?♡」

クロノスはフェ―R18カット―ラチオを始め咥えるとしごき始めた。

そして裕太は射―R18カット―精し――。

「んん……!――ゴクッ♡プハー♡」

――クロノスは精―R18カット―液を受け止めるとゴクッと飲み込んだ。

「裕太君の精―R18カット―液美味しかったよ♡」

クロノスは初めてのフェ―R18カット―ラチオでありながら上手くいってホッとしていた。

「今度は裕太君にボクの体を触らせてあげるね♡」

クロノスは裕太の手を取ると自分の胸やオマ―R18カット―ンコに押し当てたりして快楽を味わった。

「じゃあ裕太君にボクのオマ―R18カット―ンコを見せてあげるね♡」

そしてクロノスは裕太の顔の前で興奮し濡れ切っているオマ―R18カット―ンコをクパァし――。

「ボクの処女マン―R18カット―コはどうかな?♡まぁ返事は出来ないよね☆」

――処女―R18カット―膜を見せた。

「んじゃ早速☆」

クロノスは裕太の唇に自分のオマ―R18カット―ンコを押し当て上下に揺(ゆ)すった。


11/12. H – 本番

そして満足したクロノスは――。

「じゃあボクの処女あげるね♡」

――裕太のペニ―R18カット―スをもう一度勃―R18カット―起させるとその先を自分のオマ―R18カット―ンコの入り口に押し当てそのまま腰を下ろし挿入していった。

「いったぁい♡」

クロノスは処女―R18カット―喪失の至福と痛みに襲われた。

「じゃあ動くね♡」

クロノスはぎこちないながらも騎乗―R18カット―位を始めた。

「裕太君気持ち良い~?♡ボクは気持ち良いよ~♡」

クロノスはコツを掴み騎乗―R18カット―位が手慣れて快楽を楽しめる様になってきた。

「じゃあ後ろからもしてあげるね♡」

クロノスは裕太に背を向け背面騎乗―R18カット―位に移行した。

「そろそろボクので汚れちゃった裕太君の顔綺麗にしてあげるね♡」

クロノスは回って騎乗―R18カット―位に戻すと覆い被さり騎乗―R18カット―位に移行し腰を振りながら裕太の唇にキスし愛―R18カット―液を拭き取る様に舐めた。

そして裕太の絶―R18カット―頂が再び近付いてくるのを感じ普通の騎乗―R18カット―位に戻し激しく腰を振ると――。

「良いよ♡出して♡イックゥ~!♡」

裕太は射―R18カット―精しクロノスはそれをオマ―R18カット―ンコの奥で受け止めクロノスも絶―R18カット―頂した。

「じゃあ最後にお掃除してあげるね♡」

クロノスはサーティーンに返却する前に綺麗にするべくお掃除フェ―R18カット―ラし綺麗にしてから――。

「ふぅ、ご馳走様でした!♡」

――感謝を述べると裕太に服を着せてから自分も服を着た。

そして優美華を神にしてからセーナに任せ自分は裕太とサーティーンのもとへとテレポートした。


12/12.「どうだった?」

「どうだった?」

サーティーンは目の前に死体の裕太と共に現れたクロノスに開口一番で感想を訊いた。

「気持ち良かったし最高だったよ☆」

クロノスは最大級のデスゲームを成功させ自分が観たかったものが全て観れた上に初Hまで達成出来た為ゲーム的にも性的にも本当に最高の気分だった。

「それは良かったわね。じゃあ裕太は私が貰うわよ」

サーティーンはクロノスに約束の達成を迫った。

「分かったよ☆じゃあ裕太君によろしく言っといてね!バイ☆」

クロノスはちゃんと約束を守るつもりだったし手を挙げてさよならを言うと――。

「ええ、言っておくわ。さようなら」

――サーティーンもクロノスにさよならを言いクロノスはその場を後にした。

「さて、これから逃亡生活の始まりだ☆」

クロノスは監獄に戻るつもりは毛頭(もうとう)無く今回のデスゲームで稼いだお金を回収しこの先どの様に生きていくかに思いを馳(は)せながら無人の新惑星の地表で服や髪を風に靡(なび)かせた。


後書き

クロノスは世界神フリードの様な旧魔法世界(カトラスの魔法の世界+スキル)時代の神々の「人などどうせ輪廻転生するのだから赤ん坊から老人まで死んでも問題無い」という思想の影響が強いだけで当時のフリード派の神々の中では平均的な神だったりします。

ところでクロノスは裕太の事をサーティーンに会ってセーナから報告を受けるまでは知らない様な口ぶりでしたが闇オークションやアンマナレー商会の闘技大会、魔神スカーレットとの決戦の時にはいたんですよね。

でも知らないふりをしていたのはいくらゲームクリア前にネタバレをされたとしても初見の気持ちで楽しむというゲームプレイヤー、ゲームマスター問わずゲーム界隈の矜持(きょうじ)が有るからです。

まぁクロノスが収監されていたのは魔法の世界神カトラスの世界の監獄であり最低限の政府機能しか無く力が全てなところが有り収監されている囚人であっても賄賂次第で自由時間を確保する事が出来ていました。

その自由時間の一環で闇オークションなどに出ていたのですがその時から知っていたと話せば監獄で世俗から隔絶されていたはずのクロノスが最新情報を知っているという矛盾が生じ裏サービスを利用していた事がバレる為言えないという事情が有ったのです。

まぁもちろん新しく入ってきた囚人から聞いたとか面会で聞いたとか看守から聞いたなどと言い訳をする事が出来ますがそんなものはちゃんと聴き取り捜査をされればバレてしまいますからね。

そしてもちろんその事にサーティーン達は気付いています。

ところでクロノスがデスゲームにハマったきっかけはフリード時代の勇者や兵士の選抜担当官の時でその頃に戦わせるのが楽しいと気付き他の者達が捕虜や奴隷を殺し合わせているのを見て「これだ……!☆」と覚醒した感じです。

またクロノスがボクっ子になったのは男装を始めたからなのですがそもそもなぜ男装を始めたのかというと当時は神々の間も治安が悪く暗黒街の治安がそのまま世界首都の治安という様な荒れている状態だったのですがフリード派の神々がアベルといった救世側に捕まると復讐の対象になっていた為何をされるか分からずまた劣勢になり被害者も増大していた為先輩女神から急ピッチで改名と男神化を勧められたという感じです。

要するに男装化して女性として性的や魅力的に見られない様にし性被害を減らそうとしたという訳です。

もちろん救世側の本体がそういった事をしていたのではなく勝ち馬に乗ろうとした第三陣営の神々が勝手に戦争犯罪を犯していたという状況なのですがフリード派のしていた事が残酷過ぎて復讐ですら世論はむしろ推進していたという有様です。

というのもその様な世論が有った背景には神々は寿命が遥かに長い為その一件で邪神化、つまり闇落ちし有害な神になるぐらいだったら復讐してスッキリして前向きに生きられる様になった方が良いという考えが有ったからです。

もちろんの事一線を超えた神々には例え功労者だったとしてもカトラスが鉄拳制裁を加えています。